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「KANO」スペシャルステージ 記者会見レポート

現在上演中の日台野球交流100周年記念ミュージカル「KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~」

11日に、台北市で記者会見を開き、8月4日(金)から8月15日(火)までの期間限定で、台湾人キャスト3名を迎え、日台混成チームでスペシャルステージを坊っちゃん劇場にて上演することを発表しました。会見には、脚本 羽原大介さん、音楽監督 岸田敏志さん、スペシャルステージに出演する 花子役 陳希瑀さん、林明訓 役 鍾政均 さん、サンミ 役 江明娟 さん、そして、2014年に公開された映画「KANO」のプロデューサー 魏徳聖さん、坊っちゃん劇場 代表理事 越智陽一が登壇しました。

脚本の羽原さんは、「映画版のダイナミックな野球シーンを舞台で表現するのは難しいと考え、三民族混成チームに焦点を絞り、日本人、漢人、原住民の選手とその家族、を縦軸に、友情と師弟愛と家族愛の物語にしました。出演者や他のスタッフの知恵とアイデアを沢山もらい、日本人はもちろん、台湾人の方にも楽しんでもらえるステージになったと思っている。台湾キャストが加わってどういう舞台になるのか期待でワクワクしている」と日台混成キャストでの舞台に期待を寄せました。

音楽監督の岸田さんは、「日台合作映画「KANO」が台湾で大ヒットしたことは知っていました。僕なりの感覚で台湾と日本の音楽を表現したつもりです。国境を越えて民族を越えて若者達とその家族が高校野球を通して繋がって行く様子を音楽で表現しました。楽しんでいただけたら幸いです。」と作品への思いを話しました。

 

台湾人キャストの花子 役 陳希瑀(キミ)さんは、「とても素敵な作品なので、出演できることを嬉しく思う、お稽古も楽しみにしている」と出演への意気込みを話しました。

林 明訓役 鍾政均(ショウセイキン)さんは、「KANOの物語は台湾でも日本でも人気なので、ミュージカルへの出演は、緊張しているけど嬉しく思っています。」と笑顔で話し、サンミ 役 江明娟(エリック・チャン)さんは、「原住民の自分の土地に対する深い思いと伝統文化を守ろうとする気持ちが込められていて、舞台で描かれているサンミに感動しました」と自身が演じる役への思いを話しました。

 

また、8月4日から主演の近藤兵太郎 役を、大浦龍宇一さんが演じられることが発表されました。

 

そして、映画「KANO」のプロデューサー 魏徳聖さんも登壇し、「まさか、KANOが舞台化するとは思わなかった。野球をどのように表現するのか、8月に公演を観に行くので楽しみにしている」とミュージカル「KANO」への期待の言葉をいただきました。

 

今回、記者会見には登壇が叶わなかった 演出の錦織一清さんからはビデオメッセージが届き、「少年隊」のコンサートで台湾を訪れた際の思い出を話しながら「台湾のキャストの方々もコラボレーションしていただくことで、更なるパワーアップを期待しております。台湾の方が、四国に来るきっかけになったらいいなと思っております。」と話しました。

 

そして、この度、ミュージカル「KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~」のアンバサダーに就任した 徐若瑄(ビビアン・スー)さんからのビデオメッセージも上映され、「日台野球交流100周年を記念するミュージカル「KANO」のアンバサダーに就任したことは光栄です。アンバサダーとしての役割を通じて、多くの方々に「KANO」というミュージカルの醍醐味を共有したいです。ビビアンは、台湾から、坊っちゃん劇場ミュージカル「KANO」を応援しています。」と、エールをいただきました。

 

日台混成キャストによる「KANO」スペシャルステージは、8月4日(金)から8月15日(火)まで、愛媛県東温市の坊っちゃん劇場で上演されます。坊っちゃん劇場のホームページでチケットの販売を開始しています。また、全公演、ライブ配信を予定しております。

 

 

坊っちゃん劇場ホームページ

https://www.botchan.co.jp

 

台湾スペシャルステージのライブ配信購入ページ

https://livemedia.space/live/lists/event

※ 配信チケット販売は、7月28日(金)午前10:00~です。