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坊っちゃん劇場『新 鶴姫伝説』8K映像が韓国・大邱国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)に参加!


 

〜舞台芸術を通じた新たな文化・観光交流への挑戦〜

坊っちゃん劇場は、韓国・大邱で開催されたアジア最大級の国際ミュージカルフェスティバル「大邱国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)」に正式招待され、愛媛・瀬戸内を舞台にしたオリジナル作品『新 鶴姫伝説』の8K舞台映像を上映いたしました。

今回のフェスティバルにはアメリカ、イギリス、フランス、中国、日本などから全体で34作品が紹介され、そのうち公式招待されたのは12作品となります。韓国国内で舞台芸術作品を8K映像で上映するのは初の試みであり、日本からは劇団四季の作品も参加する中、地方劇場発のオリジナル作品として関心が寄せられました。

 

韓国初の8K舞台映像上映と、国境を越えた観客の感動

7月5日に行われた2回の上映(14時公演はほぼ満席)では、現地の観客から驚きと感動の声が多数寄せられました。愛、友情、希望、平和という作品のテーマがしっかりと伝わり、客席の至るところからすすり泣く声が聞こえ、「大変感動した」との声もいただいております。また、「役者の吐息が直接かからないこと以外は、生の舞台と変わらない」と8K映像の圧倒的な臨場感が高く評価され、物語に深く入り込む観客の姿が見られました。地域に根差した瀬戸内の物語であっても、普遍的なテーマは言葉や文化の壁を越えて人の心をつなぐということを、今回の韓国上映で改めて確信いたしました。

 

行政・メディアとの連携による「愛媛・瀬戸内」の魅力発信

今回は今治市長、東温市副市長にご同行いただき、作品の舞台背景である愛媛県、今治市、大三島、しまなみ海道の魅力を直接韓国側へお伝えする機会となりました。大邱市役所、大邱の毎日新聞社、KBS大邱放送局を訪問し、温泉やサイクリングなど愛媛への誘客について意見交換を実施しました。大邱市からは、坊っちゃん劇場の文化プログラムや、愛媛・今治・しまなみ海道との交流に対して非常に高い関心が示され、舞台芸術を起点とした文化交流から観光交流への広がりが生まれています。

 

 

アジア交流の推進

今回のDIMF参加は、昨年11月に坊っちゃん劇場にお越しいただき、『新 鶴姫伝説』を高く評価された韓日議員連盟の朱豪英会長からの「韓国の人々も感動するはず。ぜひ参加してほしい」というお声がけが契機となりました。上映会では朱会長からもご挨拶をいただき、本上映が韓日の相互理解を深める意義深い出来事であるとのお言葉をいただいています。

また、本年4月からは韓国人俳優チェ ジフン氏が本作に出演しており、言葉や文化の違いを越えて同じ舞台を創り上げ、感動を届ける日韓交流を劇場内でも実践しています。今回の訪問では、坊っちゃん劇場の代表が、世界文化産業フォーラム(WCIF)にも参加し、地域文化を掘り起こしアジアへ発信していく地方劇場の意義と可能性について発表を行いました。

 

地方劇場としての新たな役割と展望

坊っちゃん劇場は、地域に眠る歴史や物語を舞台芸術として次世代へ伝えることを使命としています。8K映像は生の舞台に取って代わるものではなく、映像の感動を通じて「実際の劇場に行きたい」「愛媛を訪れたい」という想いを生み出すための新しい入口です。

今回のDIMF参加は、愛媛の地方劇場が地域の物語を8K映像で海外へ届け、文化交流と観光交流を同時に生み出す新しい挑戦の実践例となりました。今後も、愛媛県、東温市、今治市、そして大邱市をはじめとする海外との継続的な交流を視野にいれて参ります。