坊っちゃん劇場

令和２年２月１日（土）　愛媛県生涯学習センター　県民小劇場

河野正明は現代を生きる真面目で明るいサラリーマンであった。
ある日病で失明し、人生を悲観。家族を残し死の道を選ぼうとする。
そこに河野家の遠い先祖、河野道潮が現れる。
道潮に勇気付けられた正明は、妻香織の献身的な愛情もあり次第に前向きに。
２人の子どもの成長や行動も見逃せない。

一方、源平争乱の時代を生きる河野道潮は、河野水軍を率いる水軍長であった。
軍師早雲、槍の名手隼人等と共に伊予の国を守っていた。
野心家、山鹿秀遠率いる山鹿軍（牛艶、賢才、銀丸）襲来で平和な暮らしが一変。
家族や仲間を守るための決死の行動とは？

この物語は、過去と現代を行き来しながら、家族の愛や仲間との絆をテーマとしたミュージカルである。
伊予之国水軍太鼓保存会（心参太鼓）や篠笛演奏家、阿部一成さんの生演奏とミュージカルのコラボレーションは、この作品の大きな見所である。