52days

  • ものがたり
  • キャスト
  • 期待の言葉
  • 時代の背景
  • フォトギャラリー

中村時広

中村時広

 このたび、「坊っちゃん劇場」第11作目となるミュージカル「52days」~愚陀佛庵、二人の文豪~が上演されますことを、心からお喜び申し上げます。
 本作品は、正岡子規と夏目漱石の生誕150年の記念作品として、宝塚歌劇団の石田昌也さんが初めて脚本・演出を手がけられたもので、子規と漱石がともに過ごした愚陀佛庵での日々を創作を交えてえがいた、多くの皆さんが楽しめるエンターテイメント作品です。
 病と闘いながらも常に明るく前向きな子規と繊細で神経質な漱石という、対照的な性格の彼らを中心とした人間ドラマをたくさんの方々が観覧され、明治の日本を代表する2人の文豪が互いに影響し合いながら歩んだ「52日間」を堪能いただければ、幸いに存じます。
 終わりに、本公演の御成功と、私たちに夢と感動を届けてくれる「坊っちゃん劇場」のますますの御発展を祈念申し上げます。

野志 克仁"

野志 克仁

坊っちゃん劇場第11作のミュージカル「52days」~愚陀佛庵、二人の文豪~が上演されますことを、心からお喜び申し上げます。
 「52days」は、正岡子規・夏目漱石生誕150年記念作品として、主人公の子規と漱石が、互いに尊敬し、影響を与え合いながら共に過ごした愚陀佛庵(松山市)での52日間を描いたミュージカルです。
 俳人として新しい文学を切り開いた子規と友情を深めた松山での日々は、後に日本を代表する文豪になった漱石にとって、小説家として歩み始めるきっかけになった、まさに運命の52日間でした。
 平成29年は、子規・漱石生誕150年という記念の年で、二人が主人公である本ミュージカルの上演にふさわしい年です。また、多くの方に、本ミュージカルを通して、文学の革新と創造を志した子規と漱石について深く知っていただけることはとても喜ばしく、二人の志を今に受け継ぐ「ことば」と「文学」のまち松山の更なる発展につながるものと期待しています。
 結びに、本公演の御成功と、「坊っちゃん劇場」のますますの御発展を心からお祈りします。

石田 昌也

石田 昌也

新たな10年への再出発の年に、作・演出のハナシが舞い込んで来ました。「夢、希望、絆、努力は必ず報われる!」あまりにも「綺麗ごとばかり」が氾濫する現代社会を「斜め上から目線」で描いてみようと思いました。
肺を冒された子規と神経症に悩まされていた漱石。二人の友情を通じて、「執着し過ぎると遠ざかる幸せ」を「明日への希望」に変えると言う重いテーマ。これを明るく、コミカルに描こうと思いました。
宝塚歌劇の座付け作者が脚本・演出をお引き受けするのは「坊っちゃん劇場10年!」の伝統を破壊するのではと悩みました。伝統とは鰻やオデンのタレ・出汁の如く「注ぎ足し文化」ですが、制作サイドから「歴史・文学の授業をする訳ではないので、タレの半分は思い切って捨てて、エンター・テイメント、娯楽作品で」と励まされ…「いい、加減。まつやま!」と云うノリでお引き受けした次第です。
変化を望む人、望まない人、ジェネレーションの体温差を縮めるキャラクター設定には大いに悩みましたが『紅白歌合戦』の如く…演歌ファン、ロック・ファン、J-POPファン等々。趣味・年齢のギャップを越えた作品になれば、作者として幸甚で御座います。